GitHubで共同作者をコミットに紐付ける方法
こんにちは、八木です。
現在新卒研修でチーム開発を行なっていますが、ペアプロの際、「書いたコードは誰に属するか」という話題が出ました。
ペアプロ、モブプロでは基本的にドライバーがコードを書くものの、コードを考える人は参加者全員になります。コミットの際、コードを書いたドライバーの情報はgitのユーザ情報として残りますが、ナビゲーターの情報は残すことができません。
そこで、GitHubの「コミット毎に共同作者を紐付けてくれる機能」を見つけたので、紹介します。
方法はシンプルで、以下のようにコミットメッセージの最後に、1行以上の空行を入れて Co-authored-by: name
をつけます。name@example.com
は共同作成者がGitHubで使用しているメールアドレスです。
Fix typo Co-authored-by: name <name@example.com>
Co-authored-by
で指定したメールアドレスに対応するGitHubアカウントが存在すれば、ブラウザではアカウントを紐付けて表示してくれます。
共同作者は複数人指定することもでき、その場合はCo-authored-by:
を複数記述します。
Fix typo Co-authored-by: name <name@example.com> Co-authored-by: another-name <another-name@example.com>
共同作者のメールアドレスを公開したくない場合は、@users.noreply.github.com
のようなフォーマットの、GitHubが提供するno-reply
メールを代わりに使用することができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
今回はGitHubの機能を紹介しましたが、GitLabでも同じような機能があるようです。
自分のコードでさえ、半年後には忘れていたりするものです。ナビゲーターのメンバーまで覚えておくことはより難しいでしょう。
ログを残すという観点でも非常に便利なので、ペアプロの際はぜひ使ってみてください!